シャコバサボテンとは
[和名種類] | シャコバサボテン |
[学名] | Zygocactus truncatus |
[英名] | Chrismas cactus |
[名前の由来] | 蝦蛄葉仙人掌。葉の形が寿司ネタのシャコに似ていることから。 別名、クリスマス・カクタス。クリスマス頃に花を咲かせることから。 |
[分布] | ブラジル原産 |
[科名] | サボテン科ジゴカクタス属 |
[花色] | 紅色・橙色・白色 |
[花期] | 11月〜2月 |
[特徴・解説] | ブラジル原産の多年草。標高1000m~2000mの山岳地帯の森林に生える着生サボテンです。 茎は扁平、または葉状で茎節ができ、高さは20cm~40cmになります。幾重にも分枝し、葉茎節が連なった形になります。茎の節先の突起が鋭くなります。 葉は肉厚で縁に鋸歯があります。カニバサボテンの葉は、カニの足のような形で先が丸みを帯びていますが、品種改良が進みはっきりと区別できなくなりました。 茎先に約7cmの花を付けます。多くの品種があり、花色も変化に富み赤色、朱色、ピンク色などがあります。日中の日の長さが短くなると花芽を付ける短日植物です。 冬越しは、日当たりの良い南の窓辺などに置きます。シュルンベルゲラ・トルンカタ(Schlumbergera truncata)、シュルンベルゲラ・バックレイ(Schlumbergera X buckleyi )など原種から、数多くの園芸品種が作られています。 |
シャコバサボテンの育て方のポイント
●水やり
シャコバサボテンは「水やり」をマスターすれば枯らさずさずに育てられます。
多肉植物を枯らしてしまう理由の1つが、この「水やり」なので、しっかりタイミングを見極めましょう。
多肉植物の水やりは「土がしっかりと乾いたらたっぷり」と水をあげるのが基本です。土の表面が乾いているだけではまだ水やりをしません。これは、体内に水を貯蓄するという多肉植物の特性があるためです。
頻繁に水をあげると、体内まで水分を吸いきれず、根のまわり(土の中)に水が残ったままになってしまいます。これが根腐れの原因になります。最初は割りばしなどを土に差して、中まで乾燥しているか確認してから水やりをしましょう。
●肥料
「普段の水やりだけだと元気がない…」ということがあれば、液体タイプの肥料を水やりがわりにあげましょう。
●温度管理
シャコバサボテンは耐寒性が弱いので、寒くなったら、室内に移動してください。
●お手入れ
シャコバサボテンを部屋に飾るなら、春と秋の葉摘みで形を整えるのがとても大切です。
春と秋、バランスの良い形になるよう葉摘みする。
春は地際から5節ほど残し、上部を摘み取る。
秋は小さな新芽等を摘み取ると花芽がつきやすくなる。
▼もし良かったら、4月8日に行われた葉摘みの映像をご参考になってください▼
●植替え
シャコバサボテンが大きくなったら、1~3年に1度のペースで4~5月に植え替えが必要になります。これは土の中の根も一緒に生長し、鉢の中が根でいっぱいになって呼吸しにくくなるためです。
私の場合は、冬に水やりし過ぎたせいで、少し弱ったので、一つ周り小さくて深さがある鉢に植替えしました。
●病気や害虫の対応
シャコバサボテンは病気や害虫の心配がほとんどない植物です。ただし、4~10月の間、特に梅雨時期になると、ナメクジやケムシが発生することがあります。
どちらの虫も、駆除しなければ新芽を食べて植物をどんどん弱らせていきます。見つけ次第、駆除しましょう。
シャコバサボテン栽培記録
1月末 | 一回水を与えすぎて、根元が少し腐ったみたいです。まだ咲いていない蕾も黄色になり、元気がない様子でした。その際に蕾を全部摘み取り、水やりを控えて2週間を様子見したら、枯れずに済むなので、そのまま室内で週1回水やりで育つことにしました。 | |
3月初 | 気温も上がってきたので、ベランダに置きました。 | |
4月8日 | 葉摘みしました。 | |
今年もシャコバサボテンが綺麗に咲きました。失敗ばかりのベランダ園芸ですが、今年こそ何一つ枯らさず頑張ります。そもそも、頑張りすぎて、構いすぎて、枯らしちゃうのです。
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