[和名種類] | チューリップ 和名は鬱金香(うこんこう、うっこんこう) |
[学名] | Tulipa |
[英名] | tulip |
[名前の由来] | この花の香りがスパイスまたは食品を黄色く染めるのに使われるウコンのような、埃臭いことに由来する |
[分布] | アナトリア、イランからパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯やキルギス |
[科名] | ユリ科 |
[花色] | 赤、白、黄色、ピンク、紫、オレンジ、複色 |
[花期] | 3月~5月 |
[特徴・解説] | チューリップは中央アジア(カザフスタン他)、トルコ原産の植物で秋植え球根の仲間に属します(詳しくは「カザフスタンの野生のチューリップ」)。富山におけるチューリップ球根生育の年間サイクルは10~11月に植付を行い、12~2月に発根し、低温に遭遇します。3~4月に生育・開花し、 4~6月に新球肥大、6月に収穫され、7~9月に休眠します。 |
栽培カレンダー
- 植え時 …. 10~12月
- 冬越し …. 1月~3月
- 萌芽・開花期 …. 4月~5月
- 花摘み期 …. 6月~7月
- 掘取・球根の保管…. 7月~
チューリップの植込み
- 植え時… 10~12月
- 用土…水はけのよい土
- 植えつけ方…植え付け間隔は3〜5cmくらい、深さは球根が隠れるくらいの深さで植えつけます。
8号鉢で10球、65cmプランターでは20球くらいが目安とされています。
チューリップの管理
- 置き場
日当たりのよい場所で育てます。庭植えの場合は、水はけがよいところ。 植えつけの2~3週間前に、1㎡当たり堆肥1kgと苦土石灰100gをよくすき込んでおきます。
- 水やり
球根植えつけ時に水やりをしたあとは、庭植えの場合は雨にまかせます。鉢植えの場合は鉢土の表面がよく乾いたときにたっぷりと水やりします。 次年も咲かせたい場合は、花後も葉が枯れるまでは、土が乾かないように水やりを続けます。
- 肥料
用土にはあらかじめ緩効性化成肥料(三要素等量)を元肥として混ぜておきます。12月中旬くらいに緩効性化成肥料(三要素等量)を追肥します。 なお、お礼肥は新しい球根が腐りやすくなるため施しません。
- 病気と害虫
病気:かいよう病、褐色斑点病、モザイク病 害虫:アブラムシ
花が咲き終わったら….
チューリップの球根は、1年目はよく咲きますが、2年目は分球して植えたときの半分以下の大きさになり、花が咲かなくなる確率が高くなります。チューリップは花を咲かせると急激に球根が消耗する性質があり、小球性の原種を除いては翌年の花は望めないとお考えください。
花後は花がらを摘み取り、水やりを続けます。
6月に葉が黄色く枯れてきたら球根を掘り上げ、1週間程度日陰で乾燥させます。
その際に消毒をしてから乾燥させると病気の発生を抑えられます。
10月中旬から11月中旬に球根を植えつけます。
私は富山県花卉球根農業協同組合の記事を参考にしています。⇩
栽培記録
- 3月始めに購入、2週間開花を楽しみました
- 3月18日枯れた花をカット、室外に置き、水やりを続けている
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