年金機構のサイトで年金記録を確認したら、ふぅと思った。
旦那は60歳で退職したいと言っているが、社会保険と年金はどうなるの?
まずは我が家の現状をおさらい
1.今年、私は41歳、旦那51歳、夫婦の年差は10歳
2.現在旦那は会社員で、60歳で退職する予定、現時点再就職する予定はなし
3.現在私は専業主婦(被扶養者)、フルタイム勤務予定なし
夫婦年差10歳、旦那は早期退職希望、年金と保険料はどうなる?Q&A方式で解説します。
Q1:「専業主婦の妻」は何歳まで夫の扶養に入れる?
A1: 60歳までです。
扶養には年齢制限があります。
年金制度上の被扶養配偶者として、国民年金第3号被保険者になれるのは60歳になるまでです。
一方、健康保険制度上の被扶養配偶者には60歳以降もなることができますが、最大でも75歳になるまでとなります。
すなわち、旦那(厚生年金被保険者)が60歳で退職していれば、私「60歳未満の妻」は第3号被保険者として年金制度上の扶養には入れず、第1号被保険者として50歳から60歳になるまで国民年金保険料を納付する義務があります。
もちろん、旦那は退職するので、健康保険料も2人分かかります。
Q2:健康保険は何歳まで加入しなければいけないの?
A: 75歳までです。
日本は国民皆保険制度を採用しているため、年齢にかかわらず健康保険に加入しなければなりません
会社員の方は「協会けんぽ」や「健康保険組合」といった健康保険に加入します。
しかし、会社員の方が定年退職を迎えると、それまで勤務先で加入していた健康保険は終了します。
75歳を迎えて後期高齢者医療制度が始まるまでは、何かしらの方法で健康保険に加入し直す必要があるのです。
健康保険に加入しないと、病院や診療所などで医療行為を受けた際の医療費が全額自己負担となります。
また、ひと月(毎月1日〜月末)に自己負担した医療費が、個人ごとに決められた上限を超えた場合に、超過分を払い戻してもらえる「高額療養費制度」も利用できません。
すなわち、我が家の場合は、旦那が定年退職した後も健康保険も2人分かかります。
Q3:厚生年金の平均受給額はいくら?専業主婦の場合は年金平均受給額はいくら?
A:厚生労働省の資料、「令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、老齢厚生年金加入者の受給額の平均は、令和2(2020)年度末時点で月額14万6,145円です。齢基礎年金の平均受給額は令和2(2020)年度末時点で、月額5万6,358円です。
Q4:国民年金の保険料はいくらですか。
A4:令和5年度(令和5年4月~令和6年3月まで)は月額16,520円です。年額198,240円
国民年金の保険料は、毎年度見直しが行われます。
Q5:国民健康保険料の月額平均は?
A5:国民健康保険料は年収・年齢・住所地・家族人数によって異なる
私の場合、旦那が退職後65歳までは1年間の国民健康保険保険料は57,000円で、65歳以降は年間39,000円
旦那は65歳まで年間57,000円、65歳以降は79,400円の計算
⇧の金額は国民健康保険料シミュレーション|税金・社会保障教育より計算
旦那60歳定年退職後、夫婦2人かかる保険料の詳細
上記の表の通り、私が65歳になり、夫婦2人年金を受け取れるまで夫婦で国民年金保険は合計1,982,400円、国民健康保険は2,346,400円かかる計算。
加えて、5年間安定収入がない状態になります。
うーん~
他人から見たら、この夫婦は何を考えているだって感じだよねー
我が家の老後の生活計画はちょっと甘い過ぎたのかもしれません。
再検証して正解です。改めて人生プランを再計画する必要があるかも。
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