支出の最適化とは節約するということです。
より多くお金を貯めるには、支出を減らす、節約するしかないと思われることが多いだと思います。
私の考えた支出の最適化は3段階に分けます。
第一段階:極端に節約
まず、意識して頑張って支出を極限まで切り詰めること。身の周りに関わる全てのことに対して、可能の限り支出予算を減らす。(目安1~2年)
例:
- 食費 ……可能の限り特売の食料品のみ購入、外食はできるだけしない、月1人の食費予算は1.5万にする
- 住居費……安い家賃の物件に住み、家具は最低限のもののみ購入
- 衣服費……ブランド品を購入しない、持有枚数を最低限にする
- 娯楽費……基本テレビ、ネットの無料コンテンツ、旅行は最低限にする
- その他……トイレの貯水槽にペットボトルを入れる、お風呂のお湯半分しか入れない等々
但し、きついと思っても最低限1年間は頑張ってほしいものです。
上記に関しては、あくまでも例として、個人個人が頑張れるのラインがあるので、ご自身がストレスを感じない程度に、少しずつ節約のレベルを上げていきましょう。
3年間めちゃくちゃ節約しました。
苦とは思わなかったです。
節約はわたしの性に合わないですが、何故かその時は楽しかったです。
やれるところまで全部やるの達成感はたまらなかった。
第二段階:節約の習慣化
上記の生活を1-2年経過したごろ、色々思うことが出てくる頃です。
節約を通して、自分の価値観を知る時が自然に訪ねてきます。
「これ、本当に必要?」と自分で自分に問いかける、とても良い機会です。
自分にとって、必要と不必要なことが自分自身が分かるようになる。
そうすると無意識でも無駄遣いをしなくなります。
すなわち、節約が習慣になり、自分の生活の一部になります。
私、結婚する前は浪費家でした。
3年間の節約生活を経験して、今では安易に物を増やさない、必要以上のものを買わない、代用できるものがあれば買わないようになりました。
無意識でもできるようになりました。
第三段階:支出の最適化の最終形
節約が習慣になると、人生変わって節約するも必要なくなる。
最終的には検討・改善の繰り返しのみになります。
節約が習慣になると、普通に生活していれば、支出は基本安定している。
予算と大きく乖離することはないから、ストレスなく日常生活を送ることができます。
私にとって節約とは
節約とは、単なる支出削減に留まらず。自分の価値観・生き方の再定義に資すること。自分の価値観を明確にすることで自分にとって不要なものを削ぎ落とすことです。
つまり、息をするように節約するように自然になります。自分に合った節約というものは、いつの日か「癖」となり、「習慣」に変わり、「無意識下の行動」に変わります。節約をするという必要がそもそもなくなった、ということです。
節約は人生を変える
- 節約とは、単なる支出削減ではなく、自分に不要なものをそぎ落とすこと。
- 支出を最適化すれば、節約は習慣化し、無意識下の行動に。
- お金のために始めた節約。いつしか「気が付いたら、お金が勝手に付いてくる」
結婚するまでは節約とは無縁だった。
2004年に日本に来て、そのごろメディアなどで節約ブーム一色だったので、節約をやってみようと思いました。
何年間を頑張った結果、自称節約のプロなるまでに成長しました。
そうしたら、一つ気が付いたことがあります。それは、結構貯金ができたことです。
結婚当初、住居は社宅の為、費用は0円でした。
毎月の食費は2円ほどで、電気代とガス代など結構抑えることができて、1ヶ月の生活費は5万いってないと思います。
旦那は当時ほぼ毎日のように深夜まで残業していて、毎月の残業代は10万円弱でした。
こんな生活何年間も続いていたら、年間いくら貯金できるか、詳しい数字を言わなくても簡単に予測できるでしょう。
以降、子供が生まれて、生活スタイルを変えようと思い、節約をやめても、安定的に貯金できています。
理由は節約はしませんが、無駄遣いもしていません。必要と判断したものに関しては、予算をちゃんと出すことです。
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